こんにちは、こんばんは!
川崎の慢性症状専門整体院 百希-momoki-の 金基銖(キンギス)です。
施術の基礎は解剖学の知識です。
解剖学は体を触る時、「地図」の役割をします。
人体のどこに何があるのか?そろが分からなければ、施術するのが困難です。
あなたは「え、施術する人て体の構造が全部頭に入ってるんじゃ?」と思うかもしれませんが、それは人によります。
私も専門学校を卒業した時は、代表的な大きい筋肉と試験対策で覚えた筋肉以外はまだまだ分からない事だらけでした。
そして、筋肉を一生懸命覚えた次の段階が「触れるか?」です。
筋肉の場所を覚えたからと言って、イコール触れる訳ではありません。
なぜなら、筋肉は皮膚や脂肪で覆われていて、解剖書のように直接見る事ができません。
しかも、解剖書は見やすいように絵で描かれているいますが、実際の御献体を写真で見るとイメージと違う事が多々あります。
なので、絵→写真→絵→写真と何度も見直してイメージを修正し、触りたい所を触れる練習をします。
首の全面などは、神経、血管、細かい筋肉が繊細に配置されてるので危険を回避する為にも解剖は大切です。
勉強もスポーツも格闘技も、基礎が一番大切で、習得する練習が地味で面白みにかけたりもします。
でも、一流の方で基礎を疎かにしている方は一人も居ません。
そして基礎練習に終わりはありません。
写真は我が家の解剖書の一部です。
「骨格筋の形と触察法」は初めて買った解剖書で、購入して14年が経ちます。
解剖書によって、見たい角度や筋肉に特化、内蔵、神経まで詳しく載ってるなど条件が違うので、一冊で足りる事は無いです。
私も一時、施術には素晴らしい奥義の様な技術があると思い様々なセミナーに行きました。(実際その様に謳ってるセミナーが多いです。)
でも良く考えたら現実世界に、かめはめ波やドライブシュートや悪魔の実や日の呼吸が無い様に、施術にもそんな非科学的なものはあるはずが無いのです。
あるのは現実(リアル)です。
大切なのはスポーツや格闘技と一緒で基礎とその応用です。
私はこれからも解剖学の勉強に励んで行こうと思います。
ちなみに私は昔から基礎勉、基礎練が大好きでした(笑)
本日もブログをご覧いただきありがとうございました。